今、XYZjewelry+LIFEでは新しい取り組みに挑んでいます。
それは、
XYZjewelry+LIFEのフレームを、エシカルブランドとしてリニューアルする
"XYZjewelry+LIFEのフレーム"とは、
2017年からインテリアアイテムとして販売していた水引の季節のフレームで、
主に端午の節句、それから桃の節句とお正月と七夕の節句の4種があります。
なかでも端午の節句は一番古く、2017年から販売していたのはこちらのフレームのみ。
一番初めは極小の手のひらサイズで、価格は¥2,oooでした。
メインのお飾りのような厳かなものではなく、
インテリアとしてもっと気分の上がる、自身の欲しいものをそのまま形にしたものでした。
お気に入りの花を飾るような感覚で飾ってもらうことをイメージしていました。
「喜ぶ余裕もなかった」
初めの年は本当に緊張していて、
当時は物陰からこそっと首を出すような気持ちで販売を始めたのですが、
思いもよらぬオーダーの数に驚いたのを今でも覚えています。
それでも当時は喜ぶ余裕もありませんでした。
「既製品レベルのものを」
当時の技術で出来うる限り既製品に近いものを形にするため、
1つ完成させるのに一体何時間何日かけたかわかりません(笑)
やっとの思いで送った後もずっとハラハラハラハラ・・・・・
とにかく気が気じゃありませんでした。
「1年に1度の大切な仕事になる」
そんな初年度でしたが、その後届いた方からDMをいただいたり、
何より次の年にリピートしてくださる方が現れた時は、
これまでで一番自信につながる出来事でした。
今考えてみても、涙すら出てこないほど手が震えるような感動体験は他にないです。
今では数年後にリピートしてくださる方も...
顔は分からなくても、私の中では本当に特別な方々です。
そういう方への手紙は、一際丁寧に書かせていただいています。
ちなみに一人の方とは偶然の繋がりがあり、
今ではほんの少しお付き合いをさせていただいています。
その後、兜のフレームは毎年イメージを変えて販売し、
1年に1度の欠かせないお仕事となりました。
加えて2019年から正月やお雛様のフレームの販売を開始し、現在に至ります。
簡単バージョンのレシピを自身の著書に掲載するというありがたい経験にも恵まれました。
「コロナが生んだ、私の中の小さな違和感」
そして2020年1月。世界中を混乱させたコロナウィルスが日本でも猛威を振るいました。
騒ぎになっていた当時は、お雛様のフレームの準備と受注で忙しくしていたので
あまり大きな影響は感じていなかったのですが、
大変だったのが、3月に準備を開始した兜のフレームでした。
毎年発注していたフレームが中国製だったため、輸送がストップしてしまったのです。
本来なら3月末から予約販売をショップで開始し4月から順次発送の予定が、
遅くて6月のお届けになり、節句に間に合わない事態が発生しました。
(※結局早まり、予約の方には全員5月5日までにお届けできました。)
お客様からはお問い合わせを多くいただいているし、
フレーム本体以外の準備は整っている。
なんとか1日でも早くお届けしたい私は、メーカーに数日おきに電話したりして
(その節はお騒がせしました…)
進捗を伺いながら落ち着かない日々を過ごしていました。
さて、この後どうなるのか・・・
長くなったので、続きは次のブログで。
リニューアルを決意するきっかけとなった心境の変化について書きますね。
乱文を読んでいただき、ありがとうございました。
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